勝った時だけ更新する例のやつ。
長くなるので二つに分けます。
カードの採用理由や感想については後編で


### 参考
[初期リスト](https://twitter.com/amenitykyoto/status/891863731562438656)
[ジェイス解禁前](https://www.channelfireball.com/articles/deck-of-the-day-ub-taking-turns-modern/)
[本戦使用リスト](https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpkyo18/gpkyo18-finals-decklists-2018-03-25)


### 発端
「バベルを使ってる知り合いにお灸を据えたい」

### 初期リスト時
* カウンターカンパニーの隆盛
* 死の影デッキ
* バーン

環境の中心にいるデッキの内、死の影デッキへの相性が極端に悪いことがmagic onlineで回している時に発覚。そんな折にGPで結果を残していた青黒のリストを発見した。

### 青黒
チャリスとプッシュでなんとか序盤をしのいで、マイン着地・コンボスタートの流れは確かに死の影やストーム相手に成果を出した。加えて、集団的蛮行を採用できることによってバーンや横並び系のデッキにも一定の耐性が得られた。

一方で、環境の研究が進むにつれて、五色人間ビートが頭角を現した。
翻弄する魔道士、サリア、帆凧の掠め取りに動きを縛られてタコ殴りにされてしまって手も足も出ないことが判明。

当時、RPTQに向けて青単色バージョンと青黒バージョンで計500戦ほどマッチを行い、勝率は48%, 5-0は1回とお世辞にもいいデッキとは言えずお蔵入りすることになった(RPTQはタイタンシフトで出て無事死亡)。

### チーム結成
わし「チーム戦出たいな」
スタン担当「ええで、やろか」
わし「レガシー担当どうする?」
スタン担当「あの人どうやろ?」
レガシー担当「ええで、やろか」
わし「今回はエンジョイ勢で」
二人「それで」

### デッキ選択
スタン担当「お前何やんの?」

ということで、デッキの検討に入った。
当時は神ジェイスと血編み髪のエルフが解禁されていなかったので、トロンやタイタンシフトのような土地コンボか、人間や親和のような高速アグロが勝ち組になると予想した。
そして最初の練習会で、エターナルブルーを握って無事個人3-3の残飯に。
「本当にそのデッキ大丈夫?」
「さすがにやばいんちゃう?」
というお言葉をいただき、真面目に他のデッキの検討をしようと思った矢先の禁止改定。

神ジェイスの解禁よりも目についたのは血編み髪のエルフの解禁だった。

もともと安定していたBG系がこのカードを手にすることで飛躍することは想像に難くなかった。
BG系は死の影やコンボに強いという印象があった。
また、BG系に強い土地コンボは人間アグロや親和に対して有利に立ち回れることから、エターナルブルーにとって都合のいい環境になるかもしれないということが予想できた。

幸いにもエターナルブルーは元来BG系への勝率がやや良く(55%前後)、土地コンボへの相性も良好で、そこに神ジェイスを加えることでより有利に立ち回れることが予想できた。また、神ジェイスの解禁によって、それを使ったコントロールを使用するデッキの増加が考えられたが、コントロール相手には、サイドボードのスフィンクスの後見が非常に有効であり、万の眠りのようなカードからコンボ始動しやすいため、この解禁がエターナルブルーにとって大きな追い風になるだろうと思った。

以上から今回のデッキの骨子ができたわけだが、実際、練習会やテストマッチでの成績もよく、チームメイトからの承認も無事取れたため採用に至った。

解禁後に公式戦で負けたデッキは

* 親和
* 死の影
* ジャンド
* 緑白カンパニー

の計4種類だったのだが、緑白カンパニーは当時全くマークしておらず、立ち回りやサイドボーディングまでちゃんと検討できていなかったことに原因があった。そのため、リストを探してネットを徘徊していると某プロプレイヤーの配信が目に留まり、検討の材料として大変参考にさせてもらった。

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